フリーランスのプログラミング言語マスター

アプリケーションやゲーム、Web開発など、様々な業務で必要なプログラミング言語だが、より効率的かつ高度な開発を可能にするため、各企業では新しいプログラミング言語も考案されている。こうしたプログラミング言語は、従来の言語を参考に改良を重ねられたものも多く、開発においてトレンドとなるケースも少なくない。会社員の場合、導入予定のプログラミング言語について学習しておくよう、会社から指示が出されるケースもある。しかし、フリーランスプログラマーの場合は、自分でアンテナを張って、トレンドの言語に関する学習を進める必要がある。

例えば2009年には大手検索エンジンを運営するGoogleは、Goと呼ばれるプログラミング言語を開発した。元々は社内で行う開発の生産性・拡張性向上を目的として考案された言語だが、オープンソースとして公開されているため、他社でも利用できる。シンプルかつ読みやすいコードを組み合わせることで拡張性を持たせているのが特徴で、ドワンゴやメルカリ、ピクシブといった大手企業やアプリで採用されている。

優れたプログラミング言語は、大手企業が積極的に取り込む傾向がある。こうしたトレンドのプログラミング言語をマスターしておけば、従来の案件に加えて新しい仕事に参加することができるだろう。比較的新しいプログラミング言語は習得者がそれほど多くないため、報酬が高めに設定されているケースも増えている。そのため、トレンドのプログラミング言語をマスターすることは、フリーランスとして収入アップを実現するための有効な手段といえるだろう。