プログラミング言語はそれぞれに特徴があり、用途や目的別に向き不向きがハッキリしている。そのため、プログラマーを目指すにあたっては、自分がやりたい仕事に適したプログラミング言語を学習する事が重要だ。加えて、将来性を考えるのであれば、求人需要の高い人気のプログラミング言語を選ぶようにしておくべきだろう。
プログラマーが初めに学習するプログラミング言語としては、C言語がおすすめだ。C言語は静的型付き言語と呼ばれるプログラミング言語であり、エラーの抽出や安定性・保守性に優れるというメリットがある。C言語は、多くのプログラミング言語に影響を与えている言語でC++やC#といった派生系言語も多い。C言語を習得しておくことは、こうした派生系の言語の学習において大きな助けにもなるだろる。
求人需要の高いプログラミング言語としては、Javaも挙げられる。JavaもC言語と同じく静的型付き言語であり、汎用性が高くアプリやゲームなど様々な用途に用いられる。学習難易度は若干高いものの、利用者が多く、手引きとなる情報も多いので安心だろう。
Javaとよく似た名前のプログラミング言語に、JavaScriptというものがある。しかし、JavaScriptはJavaとは開発元が異なる全く別物のプログラミング言語なので要注意だ。JavaScriptは動的型付き言語に分類され、少ない記述量で効率的にプログラムを書くことができる。一般的には、ユーザーが直接目にする部分であるフロントエンドを構築するのに用いられるプログラミング言語だ。学習しやすく応用範囲も広いため、初心者であれば、今回紹介したプログラミング言語の中でも、まずJavaScriptに着手してみると良いだろう。